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肩甲上腕リズム

こんにちは!スタッフTです!

今回は腕の動きについて少しお話したいと思います!

普段何気なく動かしている腕ですが、高いところのものを取ったり横に置いてある物をとったりと、よくよく考えてみると腕は大きな動きをすることができます。

実はこの動き、肩の関節【肩甲上腕関節】だけで動かしている訳ではなく、肩甲骨の動きとセットで大きな可動域を生み出しています。

解剖学的には腕を横に90℃広げた状態というのは、肩関節が60度、肩甲骨が30度仕事をして90度という角度を保ちます。
比率として肩関節と肩甲骨の動きはほぼ2:1の割合で動くことが分かっていて、この動きを肩甲上腕リズムと呼びます。

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ということはバンザイした状態になると、肩関節が120度、肩甲骨が60度仕事をして腕を真上に上げることができると言う訳です。

バンザイがしにくい方、腕が上げにくい方は肩関節か肩甲骨のどちらかに何かしらの制限がかかっているのかもしれませんね。

デスクワークなどで猫背になり、肩が前方に出た状態ですと、肩甲骨の動きが制限されたまま固まってしまいます。肩の動きは肩甲骨が非常に重要なため、肩甲骨の動きが制限されることによって肩こりなどの症状を誘発します。肩が凝ったから肩を揉むだけではなく、肩甲骨の可動域をあげるようなアプローチをすることが肩こりから解放される方法として重要ですね。



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