こんにちは!スタッフTです!
皆さんは筋肉の
伸張反射という言葉を知っていますでしょうか?
聞き慣れない言葉と思われますが、日常生活の中で無意識に我々はこの反射を利用しています。
実は筋肉というのは脳からの指令で縮むことしかできません。
例えば腕を曲げようと思ったときには主に上腕二頭筋を収縮させて腕を曲げます。
逆に腕を伸ばそうと思ったときは上腕三頭筋が収縮して伸ばします。
上腕二頭筋に伸びろ!という指令を送って腕を伸ばす動作は出来ないようになっているのです。
この前提を踏まえて伸張反射について説明させて頂きます。
筋肉(腱)にはセンサーが組み込まれていて、急激にある筋肉が伸ばされると
「これ以上伸びると危ない!急いで収縮しなければ!」という指令を出します。急激に縮むことによって普通に収縮するよりも強い力を発揮できるのです。これが伸張反射です。
反動を使うというとわかりやすいでしょうか?
例えばジャンプする時、急に走り出すとき、重い物を持ち上げる瞬間など、瞬時にパワーを必要とする時に我々は強い伸張反射を無意識に使っているのです。
スポーツの世界で言うとテニスやゴルフなど回旋系の動きをするときには必ずテイクバックと呼ばれるものが存在します。
身体に意図的に捻じりを入れることで、これ以上伸ばされまいと筋肉が急激に収縮することで強い回転力を生み出します。
目的に応じたトレーニングで伸張反射を強く引き出せるようにすればパフォーマンスは自ずと上がるでしょう。
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