先日、テニスをされている会員様から「テニスの練習後に股関節に違和感と痛みがでる」と相談を受けました。
お話を詳しくお聞きし、痛みの場所と筋を確認。
テニスをされる前の準備運動をお聞きすると、しっかりと股関節の屈曲、伸展、外転、内転のダイナミックストレッチを行っていました。しかし回旋動作が少ないように感じた為、回旋の動きを良くするダイナミックストレッチをいくつかお伝えしました。
翌日、その会員様から「フットワークもよく動け、股関節もぜんぜん痛くない」との報告が!
「よかった~!」嬉しい出来事でした。
そこで今回は、会員様にお伝えした股関節外旋筋の伸張反射を使ったストレッチの一部を紹介します。
上図のように左足先を内側に向けてLの字を作ります。(左股関節内旋位)
左足に重心をのせて、足を床に対して垂直に立てます。
両手を左の骨盤(上前腸骨棘)に当てて、押さえながら左方向に素早く「キュッ」っと骨盤を回旋させます。(右側の図)そしてすぐに脱力すると、自然に身体が戻されるように右に回旋します。(左側の図)すぐにまた左へ回旋・・・と連続動作で20回行います。
左右計40回。脱力がポイントです。
運動前にお試しください。股関節が軽く感じますよ。