合理的身体動作『二軸動作』とは
二軸感覚、四肢の外旋、骨盤の前傾、膝の抜き、かかと荷重、左右の特性、屈曲感覚などを軸とした動作法で、小田伸午先生(関西大学人間健康学部)・小山田良治先生(五体治療院代表)・木寺英史先生(九州共立大学スポーツ学部)によって提唱されました。
この
『二軸動作』とは日本古来の身体動作の研究と実践によって生み出された身体動作方法です。
昔の人は機械に頼ることなく自分のからだを合理的に使うことによって今では考えられないような驚異的な身体能力で作業を行っていました。
例えば
<東京から110㎞離れた日光まで1人で走り切る人力車夫>
<60kgの米俵5俵(300㎏)をかつぐ女性>
<江戸時代、江戸~京都まで約492㎞を3~4日で走った飛脚>
<お伊勢参りなどでは毎日50km程度は普通に歩いていた一般人>
<一日に6里(約24㎞)移動した駕籠屋>
「二軸動作」を身につければ、身体への負担が減り動作効率が向上します。
現代人の多くは歩くときにからだの中心に軸を想定し足の伸展と足の蹴りによって前に進む人がほとんどです。
この歩き方は非常にロスが大きく、かかとや膝に負担がかかり関節痛や腰痛の原因になることもあります。
トップアスリートの多くはこういった中心軸、伸展感覚で動作している人はあまりいません。
昔の人は身体を動かす作業が多い中で誰から習うわけではなく自然に一番合理的な動きを身につけていたと思われます。
こうした合理的な身体動作を身につけることが出来るのが
「NPRI動作改善普及センター」の講座です。
ご興味のある方!ぜひ日本の伝統的な合理的身体動作の世界に触れてみませんか!